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松本 潔; 堀部 保弘*; 田辺 文也
JAERI-M 90-210, 222 Pages, 1990/11
TMI、チェルノブイル両事故をはじめとする原子力施設の事故・故障の発生、進展において、人的過誤が重要な役割を果たしている。したがって、原子力施設の安全性の一層の向上のためには、人的過誤の低減ないしはその影響緩和が肝要であり、このためには人的過誤発生の原因、機構、影響因子等の解明が必要である。この人的過誤発生の原因・機構等の解明に資することを目的として、原子力発電プラントの事故・故障等異常事象における人的因子の関わりを、米国で発生した7件の異常事象について、運転員の行動を中心に分析した。
下桶 敬則
機械設計, 33(7), p.79 - 85, 1989/07
最近、人工知能研究、ロボット工学、原子力工学、システム工学、信頼性研究などの諸分野で、人間と機械の役割分担について、盛んな討論を聴くことができる。原子力工学においては、安全に係る人的因子の研究がクローズアップされる中で、その基礎論となるのが、プラントの中での人間と機械との役割分担の問題である。この種の討論で、人間の特性と機械の特性をそれぞれ考え、それによって両者の望ましい関係をさぐると言った一般論が多い。しかし人間と機械の役割り分担の問題は、それぞれの背景と目標毎に考えねばならない。本論文はこの基本にたち、ロボット工学の場合と、原子力発電所の場合の実際について、現状がどうなっているかを調査した。その結果、原子力発電所の現状は、今日の他の装置産業や省力化完全自動船に見られる一般状況と似ていることを認めている。